大学生の一言日記

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【34日目】小林創建、取締役小林稔政さん。見に覚えのないデマ拡散、コロナより怖い人間達。

新型コロナウイルスが猛威を振るう中での書き込み。
それは真っ赤なうそ、つまり、デマだった。

ツイッターへの「長野県内のコロナウイルス感染者特定した。松本市にある小林創建ていう会社の社長とそのご婦人だそうで...」という書き込み。

書き込まれたのは、2月27日。
松本保健所管内では、その直前の2月25日から翌26日にかけて、60代の男性と50代の妻の感染が確認されているが、書き込まれた人物とは別人。


身に覚えのないデマを広げられた被害者、小林稔政社長は「事実無根のことなのに、うわさでこれだけ広がるのが本当に怖い。おそろしいなと思いました」と話した。


創業90年を数える松本市の建築会社「小林創建」の代表取締役小林稔政さん。


小林稔政さん「ちょうど、長野県で初の感染者が出たニュースが流れたその次の日くらいから、その感染者が当社の人間じゃないか、そこから尾ひれがついて、わたし自身がその感染者じゃないかという風評が流れ始めて」


書き込まれた当初、小林さんは弁護士に相談しつつも状況を静観。
しかし、デマは瞬く間に拡散していった。

小林稔政さん「次の日からドンドンそういう話が、自分の周りの人、ほかの取引先、社員の家族とか、いろんな形で情報が入ってきて。数日後にはそれがSNS上で、具体的に会社はここだと特定したデマ情報が流れた」

実際の感染者は、60代の既婚男性。
しかし、小林さんは46歳で独身。

にもかかわらず、地元では...。

地元の人「(うわさが流れてきました?)流れてきました。(誰から聞いた?)個人個人で話した時に、ちらっと聞いた」

小林稔政さん「このまま行くと、会社がつぶれてしまうんじゃないかという恐怖を覚えました」

経営上の危機感を覚えた小林さんは、会社のウェブサイトでうわさを否定。

さらに、地元の新聞などに、自分が感染者という情報はデマであるとする広告を掲載した。

その費用は、およそ20万円。
全て自費だという。

小林稔政さん「一度広まったうわさは、全てを消すことができない。そう考えると、ブランドの毀損(きそん)であるし、被害だなと思う」

一度広がると、取り返しのつかない事態になり得るデマ。
無責任や発信や拡散は、現に慎まなければならない。

FNN.jpの記事より抜粋。

皆さんどう思いますか?
本当に許されるべき行為ではない。
被害に遭われた小林さん、少しですが拡散させて頂きます。